2005年01月

2005年01月26日

先週の金曜日、アメリカの、あるフリースタイルドッグが亡くなったと言う報告がありました。13才でした。

先日のAFCのファンマッチでジャッジだった、アメリカのキャロリン・スコットさんの犬、ルーキーは、今年の初めに12才になりました。サンドラ・デービスさんのペッパーも、今年12才になります。アメリカのジャン・メイヤーさんのダンカンというボーダーコリーも、フリースタイル歴の長い犬ですが、やはり、今年12才だそうです。

そして、うちのディヴォも、今年12才になります。

元気なディヴォも、他の12才のフリースタイルドッグ達も、老犬には代わりありません。

まだ10才にもならない頃、ディヴォが食欲を無くしたことがあります。何しろ、食べたくないと言うのです。子犬の時からみていただいている、掛かり付けの獣医さんに診てもらいました。

前の犬の時からのおつきあいです。名医かどうか解りません。先進技術にたけているかどうかも解りません。ただ、前の犬も、今の犬達も、いつも、納得できる形で診療をしていただいてきています。

検査の結果、考えられることとして、血液の病気の可能性もある、と言われました。

血液の病気って?
白血病とか・・・。
先生、それって、血液の癌じゃない・・。先生、それって、治るのですか?

・・・、病気は、治さなきゃ、ねっ。

私の顔が、蒼白になっていたのでしょう。いつもはニコニコの獣医さんは、真面目な顔で、ゆっくりと、考え込むように、でも、しっかりと、そう私に言いました。そして、すぐに、いつもの顔になって、今すること、これから考えられることを、いつものように、事務的に、しかもカジュアルに、説明してくれました。

結局、その心配は杞憂に終わりました。

でも、その時、私は、この獣医さんに出会えてよかったなぁ~と思いました。
                           kuro

at 00:52コメント(0)トラックバック(0)my dogs 

2005年01月24日

うちの犬達は、ボーダーコリーです。

ボーダーコリーでは、CLという遺伝病があります。これは、単純な遺伝法則を持つ劣勢遺伝なので、キャリアー犬とその血統を繁殖ラインからはずすことにより、犬種からこの遺伝子を無くしてゆくことが、理論上は可能です。

JKCから発行される血統書は、3代祖のものが普通なのですが、申し出れば、5代祖まで発行してくれるそうです。5代祖まであれば、親、祖父母をたどれば、すぐに7代祖までは調べられるでしょう。


もうずいぶん前のことなのですが、「うるるん滞在記」(だったと思う)というテレビ番組で、どこかの、昔ながらの習慣を守っている部族の求婚のお話がありました。

その時、クイズで、「年頃の男の子が、近隣の部落に行って娘さんに求婚する時に、必ず相手の親に言えないといけないこと。そして、きちんということができても、場合によっては求婚を拒否されること」はなあに?という問題が出ました。(若干うろ覚え)

答えは、「7代前までの、祖先の名前を全部言えないといけない」

そして、7代前までの人の中に1人でも、その娘さんの7代前までの祖先と同じ人が含まれていると、結婚できないんですって。

合計254人もの人の名前を「言う」ことができないといけないって、すごいですよね。

近親の結婚による弊害をさけるための、昔から綿々と続けられてきた、その部族の生活の知恵だそうです。そして、ある科学者から、その考え方は、現在統計学的に用いられている考え方の道理に叶ったことだと聞きました。


ボーダーコリーでは、コリーアイやCLの様な単純劣勢遺伝(メンデルの法則にのっとった、一番わかりやすいやつ)の場合、イギリス、オーストラリア等のブリーダー達は、父方、母方どちらかの血統に、1頭もキャリアのいないことを最低条件としている、と言う様な記述を読んだことがあります。(これも、うろ覚え)

この条件のつけ方、実は結構甘いのではないかと思うのですが、それでも、日本ではボーダーコリーの個体数を考えると、なんとも難しいことだろうなぁ~と思います。きっと、なかなかクリヤーできない条件でしょうね。

ましてや、どこかの部族の様に、父母どちらの祖先にも、オーバーラップする人がいない様にするという条件は、純血種の犬では無理???

キャリアが特定されている遺伝病に関して、7代祖までには、少なくとも母方、父方どちらかにはキャリヤ-がいない、という条件を自分で課したとしても、8代前の同肚兄妹にキャリヤ-がいたら、どうするか・・・?

誰かが、どこかでブリーディングしなければ、私の愛すべきボーダーコリーはいなくなってしまうのですが、ブリーディングする方達は、ものすごいリスクを背負うことを買って出ることになります。

理論上可能な遺伝病の撲滅は、様々な理由で遅々として進みません。

*昨年CLの遺伝子は特定されたので、この病気を交配の段階で排斥することが可能になるのも、もうすぐの筈です。これも、理論上は、ということなのですが。
                            kuro
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at 18:08コメント(0)トラックバック(0)ボーダーコリー 

2005年01月16日

AFC(アニマルファンシャーズクラブ) http://www.mars.dti.ne.jp/%7Eafc/ で行われたフリースタイルのファンマッチで、ダダの、吠えないための練習の成果を、実際の、人前での演技の場で試してみました。

先日11月のコンペの場で、一度、その取っ掛かりを試してみて、手ごたえを感じていました。

今回、AFCに、あらかじめ、このような練習の方法を、皆さんの競技の場で試してみたいとお願いしてみたのですが、快く了承していただきました。

静かでした。嘘のように静かでした。

ダダは、「人前での演技は吠えてやるものだ」と確信していたのを、11月の競技会で「違うよ、それは」と言われたのです。そして、今回、人前での演技中、吠えるのは、この間の競技会だけのことではなく、やっぱりイケナイよ、と念を押された形になりました。

無理をお願いして、2度エントリーさせていただいたのです。1度目は、ほとんど、シークエンスをやる程にもならなかったのですが、2度目は、少し、シークエンスを披露することもできました。

まだまだ、彼女は混乱しています。自信がありません。何がこの場でやっていいことで、何がこの場で歓迎されていないことなのか、確信はないと、私は思います。ただ、なんとなく、ほとんど、解っています。

このほとんど解っていることを、彼女が、確信を持ってやることができるようになったら、又、見ている人を、心から楽しくさせることのできる、彼女の才能とも言えるフリースタイルを、一緒に楽しめるようになるのではないかと思います。

AFCの方々、御一緒してくださった方々、ありがとうございました。
                           kuro


at 15:49コメント(0)トラックバック(0)フリースタイル 
ダダは我が家に来た時から、前足を持たれるのを極端に怖がりました。これは、爪を切るのに、とても困りました。

前足を摘むと、引っ込めようとし、何もしていないのに「キャイ~~ンッ!!」と叫びます。まわりにいる人間は、その叫び声に身も凍る思いをします。「いたいんじゃないの?」「触っただけなのに?」

ある時、前足を掴んで彼女のからだから離す方向に、手をのばすように固定するのではなく、その前足を、体にくっつける方向に押し付けてみました。

「パチン!」

爪を切っても、彼女は何ごともないかのようにおとなしくしていました。彼女の恐怖心は、爪を切ることではなく、手足を体から離す方向に引っ張られることにあったのでしょうか?

そういえば、甥や姪が乳幼児の頃、抱き上げる時、手足を広げるような形ではなく、手を体の方向に折り畳むように、足がばたばたしないようにすると、赤ちゃんは不安を感じないのだ、と、小児科の医者から聞いたことがあります。

胎児が母親のお腹の中にいる時のように、また、犬が怖がっている時に、体を丸めように、そういうかっこうを意図的にとると、恐怖は軽減されるのでしょうか?
                            kuro

at 15:19コメント(0)トラックバック(0)my dogs 

2005年01月07日

イギリスにいた頃、仕事場の同僚から、よく、マラソンや自転車レースに出場するから、チャリティに参加してくれ、と言われました。

同僚のデイブは、ロンドンからブライトンまでの55マイルを自転車で走ります。その競技に参加するに当たり、彼は、たとえば「エイズ撲滅」などの活動団体に、寄付をすることにします。しかし、実際に、お金を払うのは、彼のまわりの人達です。彼は、まわりの人達に、自分のがんばりにたいしてお金を出して欲しい、と頼むわけです。

彼がまわしてきた紙に、まわりの友人達は、「5マイルに対し10ペンス」とか、「2マイルにつき5ペンス」とか、「完走ボーナスとして1ポンド」「○○時間以内にゴールしたら2ポンドボーナス」とかを書き込むわけです。

同僚や、友人、家族は、彼が完走したことに対し、自分がいくら払う用意がアルかを考えながら、その条件をきめるわけです。ちょっとした、賭けのような要素も含んでいて、なかなか楽しめます。

そういったチャリティを背負って走る人達は、背中に「エイズ撲滅」とか「ゲイに権利を」などのコピーを書いたり、旗を持ったりして競技に参加するのです。

有名なロンドンマラソンでも、有名な世界のトップランナーと同じ、この競技で、この形でチャリティに参加している人達を多く見ます。

競技者は、完走すれば、かなりの金額を寄付することができます。お金を出す人は、大きな金額を支払うわけではありません。競技参加者のがんばりに、ちょっとだけ、自分のお小遣いをさくだけです。

このシステムって、いいなぁって、思います。       kuro



at 21:32コメント(0)トラックバック(0) 
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