2005年02月

2005年02月23日 15:41

4月の第一日曜日(3日)に、横浜産業会館で、フリースタイルの練習会を行います。

日時 : 4月3日日(日)   会費 : \ 2,000
時間 : 9時~12時(10ペア) ・ 13時~16時(10ペア)

当日マットを敷きますので、午前組の方は準備を
午後組の方は撤収をお手伝い下さい。

パーキングはありますが、当日大きなイベントが重なると不足する可能性があります。
その場合有料となるかも知れませんがご了承下さい。

詳細は、http://caninefreestyle.jp のホームページから御連絡下さい。


2005年02月21日 16:55

御近所のお仲間の病気のワンちゃんが輸血の必要の可能性があるということで、供血の為の血液検査に行ってきました。

ダダを連れて検査の為に病院に行くと、同じ様に検査に来ているわんちゃんが2頭待っていました。仲間がクチコミで知らせ、病気の子とはほとんど面識の無い犬達も集まった様です。

採血しながら、獣医さんは「◯◯ちゃん、お友達が多いのですね~。たくさん来てくれているのですよ。」と驚いていました。

ただ、9種類(今回はシゲタ式です。)の血液型の中から、一致する子を探すのは、なかなか簡単ではない様です。ダダは、一致はしませんでした。でも、緊急を要する時には輸血できるということですので、その場合には、御連絡を下さる様お願いしました。

検査に集まった人達は、そして私も、少しでも、その病気になってしまったワンちゃんと飼い主の方のお力になりたい、そんな気持ちです。人を、素直に、そんな気持ちにさせてしまう犬の存在とは、いったいなんなのだろう、と、改めて不思議な気がします。

供血については、
http://www5a.biglobe.ne.jp/~wantail/aigo/blood.html

2005年02月18日 17:24

ディヴォが角膜を傷つけてしまいました。数年前のことです。ノミ・ダニ防止の為の皮膚にスポットオンする薬をつけてダダがブルブルした時、しずくがディヴォの目にはいり、それを擦ってびらん状態になった様でした。

いろいろな治療方法のある中、先生お勧めの方法でなく、コンタクトレンズと点眼の方法を選びました。

毎日ディヴォには、数回点眼します。コンタクトレンズも何度かとれてしまい、獣医さん通いが続きました。獣医さんの意見では、治療は結構痛いはずだということなのですが、ディヴォは、獣医さんのドアを率先してくぐり、治療の最中も、嫌がる様子を見せず、じっと前を見つめて治療を受けていました。

この頃の写真を見ると、彼は左目を少ししかめていますので、実際、本人も、痛くて不快感を持っていたのでしょう。そして、獣医さんは、それを「治療している」と認識していたのでしょう。

毎日の点眼も、「ディちゃん、メグメグね」というと、進んで私の前に座り、協力的でした。
おりこーさんねぇ~、ディーちゃんっ!

ダダは、もちろん、この事態を理解していません。そして不満でした。

お兄ちゃんはいつもと同じ様に遊んでくれるけど、でも、ママは、お兄ちゃんばっかり呼んで、お顔に何かをしている、、、、その時に「私も、、、」って側によると、ディヴォ兄ちゃんが、此の世のものとは思えないほど怖いお顔で睨むし、ママは「ダーちゃん、ちょっとそこでおすわりしてまってて」っていうし・・・・。

ダダは不満の声をあげ、それが聞き入れられないので、またうろうろとマトワリつくのでディヴォが睨み、目薬をさすことに支障が出ます。そこで、ダダにもタダの目薬をさすことにしました。

「はい、じゃあ、こんどはダーちゃんおいで」

自分も呼ばれて、嬉しそうにオリコウさんの顔をして座るダダの目に、
「メグメグしましょ~」ぽたっ・ぽたっ。

生まれて初めての目薬に、目を閉じることも忘れ、びっくり真ん丸の目をしたダダ。

我に返るとさっと立ち上がり、タッタッタッタッと部屋の向こうの隅まで走り、ブルブルブルブル・・・・・・っと、何もかもをも振払おうとするかのような、なが~い身震い。

そのあと、驚きと、不信感と、恨めしさの入り交じった目薬で潤んだ目でこちらを振り返り、私を睨みました。

お兄ちゃんがやっていることは、なんでも自分も欲しい、やりたいダダ。なんでもかんでもイイモノとは限らなかったみたいね。

「ダーちゃん、メグメグ、オリコウさんだったのね~、いいこね~」とフォローアップをしたところ、またいつもの、お気楽ノーテンキの表情に変わり、ダダは楽しそうにこちらに走ってきました。

ダダの強靱な、健全な精神に感謝、乾杯!    
                          kuro@おやばか



2005年02月16日 18:32

動物のトレーニングに SATS を採用しているWood Green Animal ShelterのSueとNigelによるセミナーに出席しました。

以前、自分のボーダーコリーのトレーニングについてメーリングリスト上で質問したSueに、私はうちの犬達の経験から返事を書いたことがあります。それに対してDMをくれたSueは、こんど日本へ講演に行くと書いてきたので、私は身が縮む思いをしました。もしや、釈迦に説法をしてしまったのか???

以下は、セミナーとホームページから知ったWood Green Animal Shelter の活動の概要です。

最初は1920年代に、交通事故などで傷付いた動物を収容し、苦しまないで死なせるためたねに始まった活動が、今では、3つの施設を抱え、この国の動物福祉についてのスタンダードとなるほどの活動となったという。

全てチャリティでまかなわれるという。そのうちの7割近くは、いろいろな人が遺言で、自分の遺産の中からこの施設に残したもので、その他は、約17%が個人から、約12%が企業からの寄付となる。Wood Greenの施設の中で、最新のものは、ある個人が遺言の中で約2億6千万円をこの施設に残し、そのお金で建設されている。

持ち込まれるどんな動物も、その元の飼い主が動物を手放す理由がどんなものであれ全て引き受けるという。また、飼い主として動物を引き取りたいと申し出る人についても、ほとんど条件をつけず、どんな人にもちょうど良い動物を探し、動物を暮らしたいというその人の希望を叶えることを主旨としているそうだ。

1年間にこのシェルターに必要な経費は、約10億円だそうだ。その全てがチャリティベースでまかなわれている。

ここで働く230人ほどのスタッフに対して、シェルターは「きちんとした扱いをする」。つまり、労働に見合う対価をきちんと支払うというのだ。動物をきちんと扱うことをモットーとする施設は、当然、その働く人達に対してきちんとした扱いをするべきだと。

その他に、ボランティアで手伝いを申し出る人は、あとをたたない。ボランティアの中には、シェルターというストレスの多い環境に収容されている犬のストレスを少しでもやわらげられるよう、犬舎の中で、のんびりと犬に話し掛けて過ごす人もいる。

犬に限っていえば、平均、21日間の滞在で、犬達はこの施設をあとにする。新しい家庭へと出発する。速い場合は、手続き上必要な数日を過ごしただけで、例えば、月曜日に収容され木曜日には新しい家庭へともらわれてゆく。年中無休の施設であり、この施設を年間50万人が訪れる。

他のシェルターと連絡を取り合い、犬舎が足りないから収容できない、という様な事態をさけている。

私がどこかで行き倒れになった時に、私の自宅まで私の犬を連れにきてくれ、収容し、然るべき措置をとってくれるというスキームもある。私はそこに登録し、受け取った携帯用のカードを常に持ち歩き、自宅には、自宅用の大きなカードを壁などにかけておけばいいのだ。



今回のセミナーでは、時間がなくて質問の BnT と PM について十分な解答ができなかった講演者のSueは、あそこにいる私の友人が、日本語で説明してくれる、と段上で言い放ち、これ又偶然知り合いだった通訳が、詳しく私の風貌を説明したために、私は BnT 及び PM について、私の知りうる限りの情報を説明するはめになってしまいました。

Sue は SATS の認定されたトレーナーだけど、私は、独学で勉強した一個人、ということを皆さんにことわっての説明、、、冷や汗が出ました。少しでも理解していただけたら幸いです。

くっそ~っ!
Sorry, we've made you a lot of trouble. Maybe you need a commision, don't you?
笑いながらそうあやまっていた Nigel と Sue 。

いいえ、私は、今は、コミッションはいりません。
でも、もし、私が日本で食い付めたら、今回のコミッションとして、私を Wood Green で雇って下さい。
                           kuro

2005年02月10日 18:19

イギリス最大のドッグショー、Cruft展では、服従訓練競技も行われているそうです。この競技会に参加できるのは、その前の1年間の競技会で優秀だったものだけ。どうやら、この競技会参加の資格を得るというのは大変な名誉のようで、「ticketをとった」と表現して、犬やそのハンドらーの履歴に表示するほどのことらしいのです。

そのCruftで、毎年KCは、HTMのデモンストレーションを連日行ってきました。もちろん、デモをするのは招待された犬とハンドラーで、このデモに参加することは、イギリスのフリースタイラーにとって、大変な名誉でした・・・去年までは。

今年は、それが、招待選手による競技会という形をとることになりました。

この競技会に招待されたのは、12組の犬とハンドラ-。
Linda Topliss
Pat Richards
Lesley Neville
Claudine Darlington
Michelle Mellor
Richard Curtis
Kath Hardman
Carol Mortimer
Tina Humphrey
Karen Sykes
Sarah Cowan
Ann de Rizzio

イギリスのコベントリービデオに出てくる、お馴染みの人達です。

私、個人的には、Linda、Richard、Tina、そしてKathの演技は興味深い。中でも、やはり、Tina 。私は、この人の演技、好きです。(いろいろと、評価は別れる様なのですが・・・・)

そして、審査員は、、、、
今日現在、まだイギリスでは発表されていないようです・・・。

ここに名前を上げなかった、かの有名なフリースタイラー達の誰かが審査をすることは、間違いのないことなのですが、あのダイナミックなジャッジングをするフリースタイラーの名前がこのジャッジの中にはいるかどうか、もちろん、招待された競技者も、速く知りたいことでしょう。

イギリスのフリースタイラー達は、「HTM/フリースタイルにとって、歴史的なクラフト展となる」と、舞い上がって喜んでいます。

日本からも見に行く方達がいると思うのですが、Lucky You!
                           kuro

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フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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