2007年05月

2007年05月07日 14:18

雪が少なかった冬、例年はゴールデンウィークまでゆったりと滑れるスキー場も、今年はゲレンデだけに残った雪、廻りのクマザサはむき出しになっていました。
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っで、春が早いのかと思いきやそうでもなく、シラカバもミズナラも、みんな冬姿で新緑もまだ。ヤマザクラもまだ蕾。コシアブラの芽やタラの芽も、ぎゅっとちぢこまったまま、いつもの年と、あまり変わりない。

写真は、ホーホケキョの声に、ボ~~ッとボールを口から出しきょろきょろする悪ガキ君と、その転がってゆくボールを真剣に目で追う熟年のお嬢様。

この後走ったあとでボールを口から出したら、ころころと谷底の流れ近くのブッシュまで転がってしまいました。取りに行った母を追って谷までおりた悪ガキは、それからは、ボールを口から出す時は、自分の前足の間にきちんと置くようになりました。
                          kuro


2007年05月02日 17:47

Kath Hardmanさんから許可をいただきましたので、彼女の Epilepsy and Ginnie の訳文をここに掲載します。

癲癇は、もちろん犬が苦しんでいるのですが、飼い主にとっても嫌な病気だと Kath はいっています。ですから、ジニーの話が、少しでも、そういった飼い主の方のためになるのなら、と、翻訳、掲載を許可してくれました。

Kath says epilepsy is not nice to the owner not less than it isn't for the dog.
Kath kindly gave me the permission to translate her article into Japanese and put it up on my website as it would be good if Ginnie can help people overcome their fears of epilepsy.


ジニーと癲癇

ハードマン家のジニーは、1995年の7月以来、突発性癲癇を患ってきました。(訳註:筆者は、Primary Epilepsy と表現しています。)

ジニーはずーっと非常に興奮性の犬で、多くのヒトは彼女のことを「扱うのは難しい犬」と表現していました。でも、これは控えめな言い方でした。ジニーに発作が起きたと告げた時、「そうか、彼女のネジもとうとうゆるんだか。」と獣医師は言ったのです。

すぐに彼は、マイソリンを処方してくれました。獣医師は、ジニ-が他の病気の徴候を何も見せていない事から、その段階でそれ以上の検査を行う必要性はなく、突発性癲癇としての治療を行い、その後の予後を観察すると判断しました。私はジニーを保険に入れていましたので(訳注:医療費の問題ではなく)、彼の経験からの決断で充分との判断でした。

私は「The Management of Epilepsy in Dogs 犬における癲癇の管理」という本で癲癇の原因、治療法などを勉強し、そこに付帯していた日誌に全ての発作と、そのときどきの薬の分量などを記録しました。

獣医師は正しかったと言えると思います。最初の診断以来、毎日2回の投薬を続け、ジニーは14才になりました。もちろん、薬の分量を減らしたりしましたが、しかし、発作が起きたときには、また薬の分量は増える事になりました。

12年間、毎朝毎晩ジニーに薬を与え続けていると、その日の薬を飲ませたかどうか、つい忘れてしまう事もあります。そこで、私は、ピルディスペンサー(薬分配機)を手に入れ、毎週土曜日の夜に、次の週の薬を補充することにしています。

もし、癲癇の犬と暮している方がいるのなら、素晴らしい友人が私にくれた助言がお勧めです。普通の犬と同じように扱い、その犬とトレーニングや運動をして、その犬との暮らしを楽しみましょう。

ジニーは、7才の時からHTMの競技会に参加しています。このスポーツの練習は、ジニーの攻撃性を解消するのに役にたち、好きな事をしに勝手にどこかへ行ってしまうという事もなくなりました。1999年にHTMを初めて以来、33回の競技経験の中で、11回の2席と3回の3席という賞歴を残しました。 そう、ジニーは、私の A dog of a lifetime です。14才の今、ジニーはとても元気です。

癲癇を患っているいないに関わらず、ジニーは私にとって、何ものにも替えがたい最良の友なのです。
Kath Hardman and Ginnie



* Primary Epilepsy 癲癇は、原因等により、分類等複雑ですので、ここでは一次性という言葉ではなく「突発性」と訳しました。

* A dog of a lifetime もちろん素晴らしい犬という意味なのですが、単にそれには留まらず、自分にとって、一生涯の中で転機をもたらした犬、とか、激動の中を一緒に戦った犬などというような、もう少し強く飼い主の人生に関わった犬、というような意味で使う言葉といえます。
                           kuro


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フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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