2007年06月

2007年06月26日 18:20

イギリスでは、ヒールワークトゥミュージック/フリースタイルは、KC公認のドッグスポーツとなっています。

競技におけるルールについては、目下、作業部会が結成されて設定中という事ですが、HTMにおけるヒールポジションが、イラスト付きで公表されています。

Canine Freestyle GBのサイトに、そのイラストがでています。

右左の脚側と、犬とハンドラ-が反対向き方向の入れ子タイプの脚側のこの4種類は、犬とハンドラ-が平行です。それに加えて、犬とハンドラーが互いに直角になるタイプ4種類が、ヒールポジションという事になっているようです。

この直角タイプ、確かに、今年のコベントリービデオの中で、ずいぶん使われていましたね。

向い合せのフロントポジションは、含まれなかったようです。
                              kuro

2007年06月20日 15:39

近場の川の浅瀬で、黙々と、ひとり行ったり来たり、キントレ中です。

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2007年06月18日 17:04

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ダダは、この21日に9才になります。1998年の9月初めにやってきて以来、ほとんど病気らしい病気をした事がありませんでした。彼女が走っているところを見て不安を感じた事もないし、この年齢でも(ずぼらな飼い主の)手入れ無しに美しい白い歯を保っています。嫌な事には嫌と表現する、精神的に健康なダダです。

それが、ここのところ、ちょっと気をつけないといけない、と思うような事がありました。

もしかしたら悪い病気・・・?と思った瞬間、彼女の笑顔、彼女の笑顔、彼女の笑顔が私の頭の中をぐるぐると廻りました。

ダーちゃん、可愛いダーちゃん、どうぞ、元気でいてください。私は、あなたの老犬介護をしたいのです。



でもね、でもですよ、ダーちゃん。
だからといって、最近得意になった怖い顔で、ちびからカミカミをカツアゲするのはおやめなさい。下品ですわ。

品よいお婆ちゃまを目指しましょうね。
                           kuro


2007年06月03日 01:05

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コベントリ-2007のDVDをちょっとだけ見ました。2枚組のこのDVDを見ようとすると、ちょっと時間がかかります。ので、ゆっくり見ようと思っています。今回は、ノービスのHTMとフリースタイルだけ。

まず、犬種が増えたと思います。以前は、イギリスのフリースタイルの世界はほとんどボーダーコリー/ワーキングシープドッグでしたが、今回、ノービスには、ワーキングコッカースパニエル、フラットコーテッドレトリバー、ゴールデン、ラブラドール、パピヨン、ジャックラッセル、ヨークシャーテリア、そして、ミニとスタンダードのプードル。ボーダーコリー以外の犬種がたくさん出場していました。

コッカーはしっぽが短かったのですが、ジャックラッセルの長いしっぽ、スタンダードプードルの長いしっぽ、ヨーロッパだなぁと感じました。

すばらしかったのは、ワーキングコッカースパニエル。HTMで優勝しました。フラットコーテッドレトリバーはHTMで2席。

ヨークシャーテリアは、ハンドラーが車椅子。フリースタイルで3席に入りました。

今回ノービスでは、HTMの方が、圧倒的にすばらしかった。犬が楽しそうでした。犬が安心して、ハンドラーと演技をしていました。

フリースタイルでは、犬の緊張や、困惑、集中を維持する難しさが、そのまま演技に現れてしまっていました。

その違いが、いろいろな意味で参考になりました。また、「難易度」の意味も、朧げながら見えてきた様な気がしました。

これから、また、時間を見つけて、インターミディエイト、アドバンスの演技を少しずつ見ようと思います。
                               kuro

2007年06月01日 11:11

以前の記事「何日も、何週間も」は、天才的なフリースタイラ-、ティナ・ハンフリーの言葉でした。

先日、美しいトロットでのヒールワークができるようになった話を聞きました。マリ-・レイさんから教わった通り、何度も何度も、1歩できたらクリック/御褒美、2歩できたらクリック/御褒美を、忍耐強く繰返したそうです。

故あって、アティラのトレーニングビデオで語られている内容を、何度も何度も自分の中で反芻しました。彼がそこで言っているのは、一番の基本は50回くり返せ、次は30回くり返せ、その次は15回くり返せ、という事でした。

昨年のコベントリー2006での、キャス・ハードマンのインターミディエイトでの演技が私は好きだったのですが、この犬 Tipp は、「スロー・ラーナ-」で、彼女の元にレスキューされて7年目でやっと人を信じ始め、フリースタイルのトレーニングも進んだそうです。


フリースタイルのトレーニングは、究極のところ、遠隔でどれだけのことを、犬が楽しそうに、意欲的に、ハンドラーのキューをはずさずに、ハンドラ-と一緒に演技する、という目標を持つのではないかと思います。

そして、この事は、犬と暮す上で、躾やトレーニングをする、その目的と一致します。

天才的とも言える人達の語るその基本は、人が忍耐強く、犬に解る方法で繰返す事、なのです。


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今ダダが、当たり前のようにこなす様々なステップやムーブ、それをドノはできません。おそらく、これから、何度も何度も、何日も、何週間も、1度できたら褒め、2度できたら褒め、50回繰返し、30回繰返し、15回繰返し、それが、いつか、彼の身に付いてくれるのでしょう。

その時間が、私と彼の関係を育んでくれる事を、期待して。
                            kuro

[リズミックポー] トレーニングDVD by Dr Attila
フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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