2007年08月

2007年08月10日 01:02

様々なムーブを習得する方法はいくつかあると思いますが、基本的には、

1・自分がこれから犬に教えようと思うムーブを、基礎動作に分解する。
2・それぞれの基礎動作を、十分に犬が理解するように練習する。
3・分解した動作を、順番に組上げてゆく。
4・一般化する。

という作業工程があります。

バックウィーブの基礎は、
1)「まて」を教える。
2)ポジションを教える。
3)頭を左/右に振る動作を教える。
4)バックステップを教える。

これらの基礎を使っての、左脚側から右脚側へのバックウィーブの教え方の例として、以下の方な手順があります。

a) 左脚側ポジションをとる。
b) 犬に左へ頭を振るコマンドを出し、45度程度振れたところで「マテ」。
c) その状態からハンドラーの足の間をくぐらせる。もし、足の間をくぐることがうまく行かない場合は、それを先に練習する。
d) 犬がくぐり抜けたら「マテ」。
e) 右脚側ポジションを指示。

それぞれ、ひとつひとつができたところで十分に強化する。


右脚側から左脚側へのバックウィーブは、同じ方法で動く方向を反転させることで教えることができます。

これは、犬の頭/マズルの方向を降ることが、犬の動く方向に角度を与えることを利用しています。頭を左右に振ることは、タッチコマンドやルアー方式で教えることができます。

それぞれの基礎の動作には、コマンドをつけて、犬が瞬時にその行動ができるようになるまで一般化することで、将来、遠隔での作業を教えるときなどに、活用できます。特にポジションと方向は、重要事項です。
                                  kuro

2007年08月02日 11:46

お向かいさんの子供が小学校に入学し、電車通学となった事から、4月から早起きで負けていたのですが、このところ、我が家が早起き競争で勝つようになって、夏休みだという事にきがつきました。

数年前、夜中のお散歩が日課の時がありました。

普段は誰もいない時間帯、公園の片隅で、ディヴォとダダの練習をしていたのですが、夏休み、それも終りの頃になると、中学生達が、同じ時間帯に集まってくるようになりました。

彼等は何をするでもなく、ブランコを揺らし、ベンチに腰掛け、取り留めなくお喋りしながら、私とお勉強中の犬達をながめて過ごします。

「いろいろやらされて、かわいそー。」

ええっ?そう?そうみえるのかな~・・・っと私が、その声に気付いた時、一緒にいたほかの子の声が聞こえました。

「ちがうよ。あのこたちは、やりたいんだよ。」
「そうよ、あたしもそ-思う。だから、ちゃんと順番まってるんだよ。」

ありがとう。
                            kuro


[リズミックポー] トレーニングDVD by Dr Attila
フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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