2008年01月

2008年01月11日 17:43

また潜りは、「ヒールポジションからくぐって反対側のヒールポジション」を一連の動作として教えます。ハンドラ-の脚の下(間)をくぐってのポジションチェンジの連続と理解すると、後々、バリエーションを増やすことをやりやすくなります。

さて、犬がこのコンセプトを理解したら、ハンドラーは、脚を大きく犬が通りやすいように踏み出す必要はありません。

普通に1歩前に踏み出します。上半身は、きちんとまっすぐにして。手も自然に下ろしていて大丈夫。後ろに組んでできるようになるともっとイイかもしれません。

犬がコマンドの意味をきちんと覚えていれば、犬は身体の通る隙間があれば、ちゃんと脚の間をくぐります。

犬がくぐっている間は、ハンドラーは待つこと。くぐり終えて反対側に来たら、後ろの脚を引き寄せ、その脚をそのまま次の動作の為に踏み出します。

ハンドラーは、1直線上を歩くように気をつけます。

ハンドラーは、上半身は真直ぐに、自然に一直線上を歩く、
犬が動作を完了するのを「待つ」、
完了と同時に次の動作に入る。

これだけで、また潜りは、グンと美しくなります。
                          kuro
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2008年01月10日 22:52

アティラのチャップリンも、ティナのドレッサージュのルーティンも、見ている私は、完全に鑑賞者になって拍手をおくってしまうのですが、でも、ちょっと考えると、犬のフライやシャンティがやっていることは、つまりは、他の犬も可能なことのはずです。

必要なのは、犬がきちんとできるように、こちらの意図を伝えること。

2006年のアティラの上級者向けのセミナーのしょっぱなの練習は、「犬がある目標物の2(1.5でも良いのですが)メートル手前でコマンド無しで止まる」でした。

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この複雑な内容を犬に教えるために必要だったのは、

1・タッチコマンド
2・ハンドラーからの物理的な強制力に対する馴致(適応能力)
3・ハンドラーの正誤の合図に対する理解(ex.クリッカー)

でしたが、これらはいわば、ベーススキルです。

フリースタイルを始めるとき、ヒールワークと同時に、最も標準的なムーブ・・スピンやまた潜りなど・・を練習し、ムーブの数を積み重ねるようになると思います。

それと平行して、将来(しかも、それは、近い将来です)を見据えて、より複雑な内容を簡単に理解できるようになるためのベーススキルを積み重ねると良いと思います。
                                 kuro 続きを読む

2008年01月07日 11:46

昨年、ASTCで、偶然のようにシープドッグのトレーニングを始めました。

ボーダーコリーという名のシープドッグと暮らし始めて15年目に入りました。彼等のシープドッグとしての強い特性に魅せられ、家庭犬としての彼等との暮らしの中で、なんとか、その特性を殺さないようにしたいと思ってきました。

ダダは、親元を離れて私のところへ来てから、ずっと家庭犬として、フリースタイルの練習をしてきました。うちのこになってからは、羊を見たことはなかったと思います。

羊の柵の中に入ったダダは、初めての環境に、当初、私を見続けました。

私はダダと一緒に走りました。羊の廻りを、羊に向かって。

まさにスイッチが入ったとしか言い様がない瞬間を過ぎ、彼女は、シープドッグになりました。


そして、自宅での日常は、今までのように、フリースタイルをする家庭犬としての生活をしています。


犬の訓練は、犬の特性を殺すことではないのだと思います。訓練をすることにより、持って生まれた特性を無くしてしまうのだったら、(それが、ヒトや社会にとって好ましからざる特性でない限り)、おそらく、訓練が間違っているのです。

フリースタイルの練習をやってきたダダが、ちゃんとその特性を維持してくれたことに、私はとても感謝しています。
                             kuro 続きを読む

2008年01月06日 21:39

A Very Happy New Year To You!!

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ねーちゃんと一緒のお正月です。

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去年と同じ、雪の中です。

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あの向こうに何かいるみたい。うさぎかたぬきか、、、見に行ってもいい?

明日の朝は、土の上を走りたいです。土の上なら、雪氷の固まりが脚の裏につかないもん。

雪国のお友達は、皆、脚の裏の雪氷、どしているの?ボクは、血が出たりするくらいになって、どーしょーもなくなると、母がお口で噛み砕いてくれる。そのときは、ボクァ、じっとしてるです。礼儀として。
                        by Dono 続きを読む

[リズミックポー] トレーニングDVD by Dr Attila
フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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