2005年12月27日 14:02

観戦マニア

ダダは小さい頃から、ほとんどアジリティをさせなかったので、アジリングへ自分が入っても、7才にして、まだ、アジリティがどんなものかを「きちん」と把握していません。

とはいえ、小さい頃からディヴォのお勉強を見ながら、見よう見まねで育っているので、何しろ、犬とハンドラ-が何かをやっているのを見るのはお得意です。それで、フリースタイルの練習をさせていただいているフィールドで、アジリティの練習が始まると、ダダは、真剣に見学をし始めます。

見学の姿勢は、「フセ」。そして守るべきコマンドは「ステイ」です。なのに、あまりにも面白く、ついつい、自覚のないままに伏せたまま前進するので、「ステイ」をかけるのはやめました。だって、「ステイ」は、ステイでしょう。ステイなのに動く事が3回続けば、ステイは動く事になっちゃいますものね。

そのかわり、時々、「ダ-ちゃん、前に出過ぎよ」というと、いそいそと、もともとの位置まで戻ってきます。時々声をかける事により、今では、耳は常に後ろにいる私の声を探そうと動いています。

先日、ダダを連れてアジリティ大会の見学に行きました。これ、実に、ダダにとっては7年ぶりのアジリティ大会。前回は、記念すべき草アジ第1回。しかも、あの草アジは、ダダにとっては、初めての犬イベント参加でした。

いろいろな方にベイビーダダお披露目をかねていて、しかも、飼い主は、なんと、駐車場の整理だの、ジャッジだの、MCだのと走り回っていて、宇奈根のフィールドで、トイレができず、苦労したっけ・・・。

今回、ダダは、大会のリングの外、正しくフセの姿勢で観戦を始めました。知り合いの出番になると、ダダの左右前後に、人々が立ち応援を始めました。ただ立っているだけならいいのですが、競技者の動きと共に、応援団も動きます。そうすると、ダダの視野を遮って、犬の動きがダダに見えなくなるようです。

ダダは、フセの姿勢を保ちながら(偉いねぇ)首を右左へ動かし、競技を見落とさないように必死。

りっぱな観戦マニアです。

我が家のボーダーコリー観戦マニアの条件
1・姿勢は伏せ/じっとしている(つもり、つもりの場合、その意志を確認できる)
2・黙って見る(ときどきの奇声は、まあ、許そう)
3・耳はハンドラ-(飼い主)の声を探す
4・「はい、おしまい」の声で、観戦中止/終了
5・観戦終了時には、ハンドラ-(飼い主)から、楽しかったねぇ~と声がかかる
6・観戦は、飼い主との共同作業と認識すべし
                                 kuro

トラックバックURL

トラックバック一覧

1. ターンバック  [ 犬と踊るBLOG ]   2005年12月27日 17:05
前回の記事、観戦マニアで書いた条件は、実際には、そんなに簡単にダダが身に付けた事ではありません。 観戦/目で追う、のは、ボーダーコリーにとってはある意味本能的な衝動から来るものなので、そこから引き剥がす(終了)のは、それなりの方法と、時間と熱意(ハン...

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

[リズミックポー] トレーニングDVD by Dr Attila
フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
最新コメント
月別アーカイブ
記事検索
  • ライブドアブログ