2008年02月29日 14:02

Cruft 2008

コベントリー競技会 2008 は、イギリスの犬の祭典 the Cruft で行われるHTM(ヒールワークトゥミュージック)競技会ファイナルヘの参加の権利をかけたセミ・ファイナルが併設して行われたそうです。

このセミ・ファイナルで、HTMとMF(ミュージカルフリースタイル)両方でリチャード・カーティスが優勝し、両方でニッキー・ジョイスが2位となったそうです。


さて、今年来日する Kath は、セミファイナルにエントリーした3頭の犬全て、Karen はエントリーした2頭共を Cruft のファイナルにすすめることができたそうです。(HTM と MFあわせて、20エントリーしか出場できません。)

Have a nice time and enjoy the competition, Kath and Karen, and wish you a good luck!
                           kuro
                             

コベントリー2005で注目を集めたリチャードとポートギースウォータードッグは、昨年に続いての好成績。そしてあの時インターミディエイトで素晴らしい演技を見せたニッキー・ジョイスが、とうとう、トップに上り詰めたのですね。

昨年までを見る限り、この2人の振付けの傾向は似ています。特にフリースタイルでは、あちこちに小道具をばらまき、ばらまいた小道具を使って演出効果をあげるという構成です。

この構成のしかた、やり過ぎると、単に小道具の為の演技となってしまいがちです。私、個人的には、本当に個人的には、あまりにも小道具が多すぎるのは、あまり好きではありません。

(というか、こういう構成を思い付かない、想像力が足りないのか・・・?)

でも、リチャードは、それを、ちゃんとルーティーンの為の小道具におさめるのがとてもうまい。構成も上手だし、演技も魅力があるので、ばらまかれた小道具がものすごく意味があるように思えるし、小道具をばらまくことに必然性があるような気もしてきます。

でも、リチャードの傾向を受け継いでいる人達は、そこを逸脱しがち。難しいですよね。

今年はどんなルーティンだったのでしょう?



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コメント一覧

2. Posted by kuro   2008年03月06日 11:22
Misaさん、おかえりなさい。
レポートありがとうございます。
リチャードは、上手ですよね、トレーニングも(おそらく)、ルーティーンの構成振付けを考えるのも、そして、演技も。
棒状の小道具は、いろいろな動きをを使えるので使うことが多いのですけど、下手にやると、単なるターゲットスティックになってしまいます。
そうなると、訓練用具としての意味合いが強くなって、最近は、それにたいしての反対意見も見られます。
以前ティナが、犬にバーをくわえさせて、それでハンドラーを押していましたけど、あれなんか、ものすごくうまい使い方ですよね。
むずかしいですね~。
1. Posted by Misa   2008年03月06日 01:42
今回のリチャードの作品はHTMはBCのPogoでした。小道具はビリアード台(お子様用みたいなの(仕掛け有))をリンクに置いて、手にはキューを持ってました。作品の完成度はとても高く素晴らしかったデス!
MFはポートギースウォータードッグのDiscoと手には銃(以前やったミッションインポッシブルで使ったやつ)を持って、リンクには迷彩の布、オモチャの手榴弾(仕掛け有)でした。もちろん衣装も迷彩柄でした!
この作品も本当に面白かったデス。

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