2008年05月19日 12:15

セルフコントロール

ゴールデンウィークにアニマルファンシャーズクラブで開催された、Kay Lawrence(イギリス)のフリースタイルキャンプに参加しました。

Kayは、イギリスのフリースタイルに、本当にはじめの頃から関わってきた人で、Mary RayとKay がペアのデモを行っていた映像を、見た事のある方も、多いかもしれません。今年の The Crufts Internationalでは、審査員を務めていました。

フリースタイルキャンプに先立って、クリッカーのワークショップ/セミナーも数回行われていたようです。そして、そのうちの一つのメインテーマは、セルフコントロールだった様で、フリースタイルキャンプの中でも、時々、この言葉を口にしていました。

オフの時間に、ちょっと個人的にお話をした時に、シープドッグトレーニングについて話が及びました。初心者の犬が、羊へ突っ込んでいってしまう事について、など。ここでも、彼女は、同じ言葉を口にしました。

セルフコントロールができていないで、強度なストレスを感じているような状態では、「学習しない」ということ。

緊張している状態も、興奮しきっている状態も、つまりはストレス。

まずは頭を冷やせ、というところでしょうか。

2004年と2006年に来日したAttila。Kay は、The Cruftsの会場で、彼とあったそうです。どんな様子だった?と聞くと、そう、とりあえず、元気そうだったわ、と。

ちょうど一年ほど前体調を崩し、現在、うま~く病気とつきあっている、という事です。重篤な病なので、うまくつきあう事、これは、とても重要なのです。

こんど、もし、Attila に会う機会があるようだったら、よろしく伝えて欲しいと言付けました。

Kay は、自分のスクールに、彼を呼ぼうと思っている、と言っていました。そんな、楽に隠匿なんてさせないわよ、と、空中をにらみながらいう彼女の言葉に、私は、目頭が熱くなりました。

そう、Attila 、是非、また、私たちの、このフリースタイルの世界の中心に戻ってきて欲しい。あなたは、必要な人なのですから。

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コメント一覧

3. Posted by Hiro   2008年05月27日 22:21
私の恩師は「犬に考えさせなさい」と言いますね。
ここで人間にできることは、彼らが的確な判断を下せるように正しい環境を整備してやることだと思います。
2. Posted by kuro   2008年05月20日 17:07
maka-luceさん、こんにちは~。
こちらこそ、代々木ではお世話になりました。
我が家もこのセルフコントロール、
ドノはもちろん、
ダダお嬢様に身につけて欲しいと思っているのですが、
ちょっと、年月経ちすぎ、かも、です。
でも、彼女が安定した状態でリングに臨める事は、
絶対に必要なんですよね。
1. Posted by maka-luce   2008年05月20日 16:25
kuroさん、代々木ではお世話になりました。とっても、ドッグダンスは評判がよくて皆様のお力をお借りする形になってしまいましたが、大成功で感謝しています。
いつか何かの形でお返しができるといいなーと思っています。
今回、ケイローレンスのセルフコントロールのセミナーのみ参加しました。確かに我が家の犬も初めての場所での場所ならしが最大の課題でしたので、セルフコントロールを練習しています。
Attilaの件も、少し安心しました。また彼のフリースタイルみたいですよね。

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