2009年04月13日 18:09

GCT

グッドシチズンテストを受けました。

会場へ行くと、受験生やジャッジやスタッフで集まっている知り合いの方達から、あら、何しているの?こんなところで?

私、受験生よ、と答えました。

このテストは、本来、合格することによって、社会的に何らかの認知を受けるようにとデザインされたテストです。しかし、今現在は、インストラクターとしての資格を受けるための条件としての意味の方が強くなって来ていると、私に「え?なぜ受けるの?」と聞いた友人は言っていました。

確かに、この日の受験生の中には、プロとして教えている方達が何人も含まれていました。もしかしたら、プロの方が多かったかも・・?

私が鈍感なのか、あるいは、参加している多くの方達がある程度この試験を熟知している方達だったためか、聞き及んでいたさすようなピリピリとした緊張感を感じませんでした。

またまた私の酔狂に引っ張りだされたダダは、自分が何をやるべきなのか、何をすることを求められているのかを知らないままに試験開始。始めの数項目は、不安げで、ふらふらとしていました。

っが、ある瞬間から、、、そう、ダダは、いつも、こういう風に、ある瞬間から自分のやることを「解る」タイプの子です、そしてその瞬間の彼女の瞳は、いつも同じ輝きをします、、、見上げる彼女の顔が明るくなり、目で、「こうでしょ?」っと質問し始めました。

思わず彼女を撫でそうになる私。思わず彼女を言葉でねぎらおうとする私。だめです。これやったら、その場でアウトです。ジャッジからも、気をつけるようにと注意を受けました。

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(これは、本文と無関係のドノスケ君。この日は、ただのおまけ君でした。)


さて、「おいで」の時。

実は、先日、「アニー」のオーディションのドキュメンタリーを見たのです。そこで、登場する犬を主人公が呼ぶ時の合図が前屈みになって膝をたたくこと、と言っていました。

それを潜在的に覚えていたせいか、私は、前屈みになって、彼女に「こい」といいました。彼女の私を見つける目が、私の「こい」の声にいっそう輝き、走ってきました。

私は見とれました。走ってくる彼女に。彼女に、私は信頼に値するのだと言いたくて、言いたくて。

ジャッジの方に、そこで、失格を告げられました。前屈みになったままだと、コマンドを出し続けている事になるので、失格事項となる、と。

そうでした、そうでした、そう書いてありましたっ!

ここで、私とダダの、この日のGCTチャレンジ終了。

私は、楽しかった。そして、私は、ダダも楽しんでいたと思います。

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コメント一覧

4. Posted by kuro   2009年04月15日 18:05
>Rさん
本当は、もっと、緊張感を持って接しないと、試験には通らないかもしれないですね。
私は、この点で欠けていましたね~。
>クリママ
犬が楽しくつきあってくれるのがなによりです。
っでね、もし、犬がいやがっていたりする場合、
必要じゃないことはやらせないという道もあるかと・・・。
>白メリーさん
おひさしぶり~。
メリーちゃんのヒールワーク、きれいでしたねぇ~。
なつかしい。
今度は、ソフィーちゃんと、フリースタイルをどうぞ。
3. Posted by しろメリー   2009年04月14日 11:43
お久しぶりです。
GCTルールが難しすぎてがんばってた頃には覚えてたはずなのに
メリーがいなくなって、受ける気がなくななると記憶のかなたに(^^;;
うちのソフィーも目がキラキラでトレーニングするけどヒーリングは
何故かお仕事モードの真面目顔。普段が企んでそうな顔だから
面白行ったらないの。
2. Posted by クリまま   2009年04月14日 05:55
お疲れ様でした。
長年オビの競技会に顔を出していましたが、
犬がどうのこうのより、人間が「あっ!」という間違いをよく犯しておりました(汗)。
でも、何より、ワンコが楽しくつきあってくれるのが一番です。
ダダ子さんのきらきらの瞳、今度また見せてくださいませ~。
GCTもベーハーも、浸透しませんねぇ。
「これがあれば、飲食店だろうが、どこだろうがOKよ。」というパスならみんながんばるんでしょうが・・。
1. Posted by R   2009年04月13日 23:04
いいですね~。
試験は通過点であり自分と犬がやってきたことの証、
けっして肩書きのためではないと言っていた」友人の言葉を思い出しました。
あと、遅ればせながら、ぶーちゃんにお言葉をありがとうございました。
彼が幸せに見えていたのなら私も幸せです{笑い}

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