2011年11月09日 11:32

審査基準WCFO&OPDES

最近のWCFOのメーリングリストで、小道具を使った寸劇タイプのルーティンといわゆるダンスルーティンは同じカテゴリーで審査しない方が良いのではないか、っと言う話題。様々な意見が飛び交っています。

論点は2種類あります。

小道具を使うルーティンと使わないルーティンをわけるべきかどうか。
skit(寸劇)タイプとダンスルーティンをわけるべきかどうか。


Attila 氏等は、例えばヨーロピアンチャンピオンシップの勝者のルーティンについて、犬が小道具にかかわらない動きは2割程度しかない、あれは小道具のないルーティン・演技と別個の物だ、っと。

また、WCFOのパティによるWCFOのミュージカルフリースタイルの定義を引用して、WCFOのケーナインフリースタイルは、基本がダンスであって、小道具を多用したりましてや犬を小道具にしたような寸劇ではないはず、という意見。

実は、その前には、ビデオコンペでジャッジの一人が、他の2人の点数より1点以上も低い技術点を出しているので合格できない事への不満等も話題になりました。だから、審査員は、エントリーをする前に公表して欲しい、っと。そのジャッジが審査するなら参加しない、という事なのでしょう。



さて、WCFOのフリースタイルはドッグスポーツではありません。ですから、犬が難しい事をした、難しいムーブを完璧にこなしたとしても、その事が高く評価されるかというと、そうとは限りません。人の動きやコスチュームに対する重きを、犬の動きと同等に置く、というのですから。

OPDESのフリースタイルはドッグスポーツだと思います。 ですから、OPDESの競技の参加しようと、難易度の高い犬のムーブを完璧にする様に日々努力した人は、それが評価されると信じて参加しているのだと思います。



どの団体の競技に参加しても同じ基準で審査されるわけではないのです。だから、どちらか一方しかエントリーしない競技者もいるのでしょう。当日突然、ジャッジが変わる事への競技参加者の動揺、少しはあるのではないでしょうか?

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コメント一覧

6. Posted by kuro   2011年11月11日 17:36
junpey さん、こんにちは

お疲れさまでした〜。

OPDESのジャッジは皆さんWCFOの公認ですけど、WCFOのジャッジでOPDES公認は、日本人の方達だけだったと、私は認識しています。
だから、ちょっとびっくりしましたよね〜。

っで、、
いやいやいやいやややや〜〜〜〜私のダンスは・・・・。
でも、ハンドラーの動きが「きちんと」している方が、犬には解りやすいというのは、絶対に確かです。ちゃんとめいかくじゃないと、いぬだって解りにくい。

声符で動く犬ですら、ハンドラーの動きはちゃんとチェックしながら動いていますから。

だから、ハンドラーは、ダンスをしようというよりも、犬にきちんと解りやすいように、そして犬の動きの邪魔にならない為にも、腰をのばして、てをのばして、膝をのばして、肘をのばして動く必要がありますよね。

5. Posted by junpey   2011年11月11日 17:15
先日はお疲れ様でした。
この度も山中湖でも色々お話して頂きありがとうございました。
今回のジャッジの件、私も驚きました。
OPDESの評価に合わせてルーティンを考え練習してエントリーされた方がすごくショックを受けていました。
私はまだ2回目で、何も気にせずエントリーしています。これから先、考えるようになるのかわかりませんが・・
クロさんの↑意見ですがフリースタイルはドッグスポーツであって、主役は犬であるのは同感ですが、私はクロさんのダンスも大好きです。
人のダンスも大切な部分であると思うのですが・・・
ダンスがうまい下手じゃなく犬を引き立たせるための音楽に合わせた動きは大切なことだと私なりに思ってます。
だから、クロさんのルーティンはコスチュームや音楽も含め、すごく興味があります。
これからもダダちゃんドノちゃんとの演技楽しみにしています。
4. Posted by kuro   2011年11月11日 15:27
ルーシーの母様、こんにちは。
コメントありがとうございます。

お話が出来ず残念でした。
"All That Jazz"は、マルチーズの鈴之介君のルーティンで、
特にOPDESでの演技は素晴らしい出来でした。

私とDonoのルーティンは、Cabaretで、
OPDESでは出だしを失敗して混乱してしまい、
Donoはずいぶん吠えていました。
興奮から勝手に振付けを変更したりして私を慌てさせていました。
でも、中盤のサイドステップでは会場原拍手をいただき、
審査員にも特筆できる動きとして言及していただいて、
そうか、あれは、彼の得意技と考えて良いのだ、、
っと気がついたり、いろいろ失敗もしたけど、得る所もありました。

フリースタイルは、本当に小さな事の積み重ねが、
大きく花開くときがあって、
それは何も演技が良くできるというだけではなく、
犬と気持ちが通じたって感じる事すら出来る、
素敵なスポーツですよね。

今度は、是非、お声をかけて下さい。
ありがとうございました。
3. Posted by ルーシーの母   2011年11月10日 21:04
初めてコメントさせていただきます。先日OPDESの午後からの演技("All That Jazz")を拝見しました。ステージ上でお二人とも楽しそうで、見ている側が自然に笑顔になる素敵な演技でした。勇気を振り絞り、競技終了後にご挨拶できたらと思ったのですが、チャンスに恵まれず残念でした(こちら風邪っぴきだったので、その方が良かったかも)。

こちらは犬も人間も真剣味が足りず、田植え踊りと言われていますが、犬の運動と飼い主のボケ防止と思って、小さな事からボチボチやってます。また、いつかkuroさんとワンちゃんの素敵なステージ、皆さんの元気な笑顔が見られるのを楽しみにしています!
2. Posted by kuro   2011年11月10日 15:31
モモママさん、こんにちは〜。
モモタロ君、ビデオで見た時も可愛かったけど、
ライブはもっと素敵でした。

そうなんです、犬人半々って、
WCFOは昔から言っているのです。
WCFOのフリースタイルはドッグスポーツじゃない、って。
これは、パートナーズスポーツなのだそうです。
それには異論も議論もあったし、
これからますます、
異論を唱える人も多くなってきていると思います。

だって、フリースタイルやりたい人の多くは、
ドッグスポーツとしてのフリースタイルをやりたいのじゃないかな?

少なくとも私はそうです。
私の踊りなんて他人は見たくない、
犬が一緒に踊ってくれるから、
人々は興味をもち、それに惹かれる、
だから、主役は犬。
人と犬はイコールではなく、
人をかすませるように犬に動いて欲しい、
犬が人の目を惹き付けて欲しい、
私はそう思っています。
1. Posted by モモママ   2011年11月10日 00:19
採点競技って難しいですね(-_-;)
多分初めて書き込みします。Aコッカー飼いのモモタロママです~

私はフリースタイルは、ある種 究極のオビディエンスだと思ってます~。
だから、6日のワークショップで、WCFOのフリースタイルは、犬5割 人5割という考え方にびっくりしました~(知りませんでした(-_-;))
出来たら、衣装も着たくないし振付もしたくない派でしたので(>_<)
ただし、競技会に出るのなら、それ相応の対応をしないといけないんだ!と今回初めて思いました。

今回の小道具を使ったルーティーン 素敵でした~~\(^o^)/

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