2013年04月02日 17:30

Aura K9 Freestyle Fun Match the 5th

3月31日のファンマッチ、ご参加の方、応援の方、お疲れさまでした。

私は、前日に山中湖に入り、次の日に帰って来ました。今回は、いろいろな都合で、永村さんと同室の2泊3日。楽しかった〜。

次の日の遊びの写真その1 
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72エントリー。

4名のジャッジで、それぞれの方に2枚のジャッジペーパーをお渡しするというシステムで、そのうち、私は、約半数の方にコメントを書いたと思います。

沢山の演技を見せていただいて、そこに何らかの評価を与えるというのは、大変に難しい事なのですが、自分にとっても勉強になります。自分のコメントが相手にどのように受け入れられるか?真意が伝わるか?


具体的な事を書くのがよいかどうかはケースバイケースと思いますが、そんな中で、数人の方に書いた事がいくつかあります。

一つは、私が自分のレッスンの中ではいつも伝えている事で、犬が混乱(困乱)しない為の犬への指示の内容です。

シークエンス(一連のムーブ又はステップの繋がり)を犬に教えるのに必要なのは、1)スタートの位置、2)犬がするべきムーブ・ステップ(あるいは動く方向)、3)犬が到達するべき位置、の3つです。

この1)と2)はほとんどのハンドラーが行っていますが、3)を忘れている場合が多い。

例えば左脚側でのスピンは、1)左脚側、2)スピン(360°回転)、3)左脚側、です。 そして3)は、次のムーブやステップへの1)になります。

この3)を明確にしてあげる事で、犬の自信がグンとよくなる場合が多い。今までよく解らなかったけど、なんとなく流れていた事を、犬がきちんと納得できるようになるからです。

もう一つは、特に大型犬へのコメント。ヒールワークのスピードを上げて動く練習をしてください。
正確なヒールポジションを模索するのは必要な事の中の一つです。ただ、それにこだわるあまりに、スピードを上げて犬の美しい歩様を引き出す事を忘れないでください。

犬は勢いよく歩く時、素晴らしい笑顔を見せてくれます。犬が美しいトロットができるところまでスピードを上げたヒールワーク、この時の犬の笑顔こそ、フリースタイルの醍醐味です。

うちの子はテンション低いから、っとハンドラーさんが言っている犬達が、演技が終わってリングを去るとき、演技の前の馴致の時、生き生きと素早くトロットをしている。ドッグランでは素晴らしい動きをする。フリースタイルでこの動きを引き出したい。この動きを引き出す努力をして欲しい。

興奮させて、ダダのように吠えさせてしまう事はよくない。なぜなら、それは、犬にとって、犬の身体精神にとって良くないストレスだと思うから。

しかしながら、特にMFにおいては特に、若い犬達を正確さの網の中に押し込めないで。

美しいトロットにはそれなりの筋肉が必要です。今回、この犬のトロットを引き出し、ルーティンの間中ずっと、スピードのあるツーステップを通したハンドラーさんがいました。もちろん、それが適したルーティン/曲だったのですが。

演技の後でお話をすると、筋肉をつけたいという気持ちがあってこの演技だったそうです。トロットをするように誘導する事で、犬には適切は筋肉がついて来たとハンドラーさんは言っていました



ダダは、単に歳をとっているのに動いたという理由で賞をいただきましたが、私からすると、彼女のこの日の演技は、非常にゆっくりで、それこそテンション低かった。朝早すぎて、食後の楽しいお休み時間だった様です。


また次回があるそうなので、その時を楽しみにしています。



次の日の遊びの写真その2。ウォッカちゃんと。
自分の走る姿の写真って、子供の頃以来で、嬉しい。
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ステップやムーブの教え方を解説。
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