2015年10月13日 14:04

デフォルトは戻ってくる

先週は、イタリアボローニャで行われていたアジリティのワールドカップの話題が、あちこちから回ってきました。
bowtie
(母が夜なべして造ったボータイ)
以前、お会いした事のある方とその若いボーダーコリーが日本代表として参加していたので、また、ちょうど読み終わった本(Shaping Success)の筆者、スーザン・ギャレットさんが、カナダ代表として参加していた事を発見したので、今、アジリティをやっていない私も、興味をもって動画を見ていました。 
 

日本代表として参加していたYさんと以前お話をした時、デフォルトの動きとして戻って来る事を教えていると聞いて、ああ、ヒールワークを教えるのと同じだ、と思いました。

シェイピングにしろ、誘導にしろ、犬にヒールポジションを教える時、そのポジションに来たら、あるいは維持できたら、その行動をマークし、その報酬を床に転がし、犬に追いかけさせます。犬は、報酬のトリーツやボールを追いかけ、 その後、マークされた行動を繰り返すべくハンドラーの元へ戻って来てまたヒールポジションへはいる。

スーザン・ギャレットさんは、アジリティの教えかたとして、シェイピングを採用していたそうです。その本に登場する主人公のBuzzは引っぱりっこが大好きで、投げられたTugをくわえて、(大好きな引っぱりっこをする為に)必至でハンドラーの元へ戻ってくるとありました。

同じですね〜。
デフォルトは戻ってくる。
ドッグスポーツのハンドラーは、戻ってきたい存在なのです。 

もちろん、ハンドラーが、犬の行動を注意深く見守り、その表現しているところを把握する事の重要性は、言うまでもありません。







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ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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