2018年06月18日

報酬を使いこなす

報酬ベースのトレーニングでは、できたら報酬/強化子、を繰り返して、動作を固定していきます。

報酬/強化子と書いたのですが、そう、報酬は、実は「その直前の行動の発生頻度を高める/強化する」働きを持つ「刺激」、強化子なのです。

なので、集中力を養ったり、意欲を培ったりするのは、それだけでは難しい。
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だって、集中力は行動ではないし、意欲もまた然り。関わり合いたいと思う心/気持ちも、また、行動ではない。だから、強化子でその発生頻度を上げることができるものではないのです。

なので、エンゲイジメントは、報酬を与えているだけでは成り立たない、、、っというのは、また別のお話。


IMG_0404

では、報酬/強化子がその威力を最大限に発揮できる分野、「行動の発生頻度を上げる」場面でも、なぜか、必ずしも、「行動の発生頻度を上げ」「行動として定着する」ことがうまくいかない場合がたくさんあるのは、なぜでしょう?

おそらく、多くの場合、報酬の使い方をハンドラーが理解していないことによると私は思います。

報酬は、やってほしい行動に対して出す
報酬が出てくる位置は、その成功にとても大きく関わっている。
そして、報酬ベースのトレーニングは、小さなかけらの寄せ集め、積み重ね

この単純な原則を、人がなぜか理解しきれていない。

簡単な例として;

「たって」 

行進中の「たって」 を教えようとしたら、行進している途中に犬が歩みを止め「たって」の瞬間を切り取り褒める、褒めてその場所で報酬を与える、ハンドラーの動きは徐々に大きくしてゆく、そうすることにより、行進を止め「たって」の行動をとることを強化できる。

なのに、一番の間違いは「たって」の状態を崩した後に「たって」の行動の報酬を与えることが多く見られる。

これだと、犬は、動いたことに報酬をもらうことになります。

報酬は、犬にとっては報酬です。でも、ハンドラーにとっては、トレーニングにおける、重要な「道具/ツール」です。上手に使いこなしましょう。
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divomylove at 16:07コメント(0)トレーニング | 犬と一緒に踊りませんかレッスン 

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ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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