2018年07月30日 17:35

Ring Wise

昨年から Susan Garrett のアジリティトレーニングに関するオンラインクラス Agility Nation に参加しています。

このクラスは、基本的にアジリティに関するトレーニングなのですが、その中には、全てのドッグトレーニングに通じるヒントがたくさん散りばめられていて、昨年一年参加して、今年また更新して参加することにしました。

全て英語なのですが、動画によるレクチャーと、それをPDFで文章として入手することもできます。

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私はアジリティを今はやっていないのですが、スーザンのハンドリングのヒントや犬の技術の構築の仕方などを見ると、ここで受け取った情報を私の中にしまっておいては勿体無いな、と思うこともしばしば。
そこで、得た情報は、自分の参加する競技、フリースタイルやオビ競技、ラリオビなどに適用するためのメモを作ることにしました。

メモを系統だって作ってみると、自分が今まで漠然と理解してきたこと、理解していなかったことが明確になりつつあります。いずれ、発表したいなとも思っています。
 
さて、最近とても興味深かったのは、Ring Wiseという言葉。元々は、ボクシングの場で使われてきた言葉のようですが(リング経験を持った、というような意味???)、ドッグスポーツでは、その意味が変化してきているようです。

アジリティでは、スタートを勝手に切る、コンタクトを踏まない、スラロームの間違いなど、練習ではしないことを本番リング内でのみ犬が行う行動を表現しています。 練習ではやらないのです。でも、本番ではやる。非常に厄介です。

このアジリティリングにおける Ring Wise をどのように防ぎ、どのように修正していくかのスーザンのレクチャーがありました。

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フリースタイル/ドッグダンスにもRing Wiseは存在します。では、フリースタイル/ドッグダンスにおける Ring Wise はどんなことでしょう?そして、それを防ぎ、それを修復するためには、一体どんなことを必要としているのか?

そんなことを、今色々と考えています。

エンゲイジメントの必要性も含め、犬のトレーニングは、特に、ドッグスポーツという範疇におけるトレーニングは、単なる行動の学習ということから、いかに競技で、リング内で成功するか、そのためには何が必要なのかを議論する必要性を多くの人々が感じている、そんな時を迎えているのように思います。

だって、行動の学習は、、、できるのです。できるのです。なのに、 Ring Wise は、なぜ、起きるのか?

成功を望むなら、一緒に楽しむことを成功させたいと思うのなら、そこを考える必要があるのでしょう。



 


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フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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