2019年08月23日 11:41

都市伝説

前回の投稿では、おやつ雑感では、おやつがあるないで演技の質が変わるのか?という疑問と、報酬ベースのトレーニングでは、報酬/おやつを「いつどこで誰がどう」犬に提供するかが重要だと感じていることを書いてきました。

あまり断定することを書かないできたつもりですが、今回は少し断定してみようと思います。

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それは、おやつを手に、そのおやつで行動を誘導することの危険性です。

私はおせんべいが大好きです。食べ始めると止まりません。夕方お腹が空いて、ちょっと小腹を満たそうと柿の種を食べ始めると、ちょっと小腹ではなくどんどんと食べ進み、食べ過ぎで気持ちが悪くなるまで食べてしまうこともあります。そんな時はもちろん夕食を食べられなくなったりします。

高校時代の友人宅で、缶に入った高級おせんべいを半分以上食べてしまい、缶を取り上げられたこともありました。途中で止めようとは思うのですが、つい食べ続けてしまう。

ビールの大好きな友人は、歳を重ねてアルコールで早く酔うようになり、最近では、4本目(缶)以降はノンアルでも大丈夫(気がつかない)だそうです。本人は、ノンアルにしようとは言いださないので、もし周りにいたら、5本目以降はノンアルを提供するようにすると、本人も酔いすぎず、周りも心配することもなく平和、っという、年齢による変化です。

好物に関すること、私は自分でもわかっているのです。友人も、飲み過ぎは、様々良くないと知っているのです。私もおせんべいを食べすぎると、太るし、気持ちが悪くなることは解っている、でも、食べている間にはなかなか止められない。

好物を目の前にすると、冷静な思考力が働きにくい。

衝動買いもしかり、食べ過ぎ飲み過ぎもしかり。

犬もおそらく同じです。

トリーツを目の前にして行動を誘導されれば、それを食べることばかりに気持ちが入ってしまい、冷静な思考が働きにくい。

学習が起こりにくい、というわけです。

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以前、うちのドーちゃんと参加したファンマッチで、演技を始める瞬間、右手の指で持っていた一粒のトリーツを、彼の口に放り込むのを忘れて、持ったまま演技を始めたことがありました。

自分では気がつかなかったのですが、ドーちゃんの集中が悪く、しかも、彼は、明らかに吠えて文句を言っていました。途中で気がついたのですが、彼は、「その手に持っているトリーツ、くれるのはくれないのかはっきりしろ」と文句を言っていたようです。

結局彼に渡さないまま演技を続け、彼も、「くれないのなら、まあそれでよし」とでも言いたかったかのように、結局何事もなかった様子で演技を続けました。

トリーツを持っていたので演技は良かったか?と考えれば、それは「よくなかった」。

おやつを持っていると良い演技ができる、集中が良い、というのは、いわゆる都市伝説です。むしろ、持っていることによる弊害の方が大きい。

その場限りの演技はできるかもしれません・・・。

(ただし、目的を持って、あえて、報酬を持った状態で演技をする場合もあるので、その点要注意、です)







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ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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