2020年03月08日 11:48

キホンノキ

先日、オビディエンス競技に参加しました。

フリースタイル/ドッグダンスは究極の服従訓練という表現が、私は好きでなく、なので、服従訓練競技には目を背けてきていました。とはいえ、Mary RayさんのオビディエンスのDVDはよく見ていたのですが。
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ここ数年、友人がオビ競技にハマっていることや、オビディエンス競技に必要なボックスにまっすぐ入るにはどうしたらいい?という友人の問題解決に関わったりするうちに、すこしずつ興味を持つようになりました。

そして、YouTubeで見る、ポーランドのJoannaさんの動画から、ディノにはこれを教えようと決めたのでした。

練習をやってみると、オビ競技には行進中の作業が多く出てきます。IMG_5491

いつも口にしていることですが、犬とのダンスは、犬に求めることは行進中の作業なのです。なので、行進中の作業をシステマチックに教えてきています。 

ここに、もう一度、自分のトレーニングに関する考え方を書いてみます。
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犬のトレーニングは、犬と共通言語の辞書を作る作業だと、私はいつも思っています。私の発した言葉/サインの意味を、犬と私がきちんと共有していること。

私の犬に対する「スワレ」は、犬が腰を下ろし地面につけ、そのまま解除のサインまでその姿勢を保つこと。なので、私は「スワレマテ」ではなく「スワレ」を使います。「タッテ」は、4本の足を地面につけ立った姿勢を維持すること。ナノデ、「タッテマテ」ではなく「タッテ」。

トレーニングは、私の言葉に込めた意味を犬がきちんと理解することを目標にします。

なので、辞書作りの作業は、「静」の状態だけでなく「動」の状態でも行います。 

つまり、行進中の作業がキホンノキとなるのです。 

このキホンノキはオビ競技に向けた練習でも大いに有効でした。しかも、ハンドラーの動きが少ないだけ、もしかしたら、初歩のレベルでは犬にわかりやすい。 

ということで、ダンスの練習を始めたい方たちには、このオビ競技の初歩に必要な練習、お勧めできるなと、改めて思いました。 

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[リズミックポー] トレーニングDVD by Dr Attila
フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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