2021年02月08日 15:00

まゆちゃん

愛する犬を失うという出来事からまだ離れられないでいる間に、何頭もの友犬が旅立ってしまいました。

丸2年以上が過ぎ、自分の気持ちが少しだけ現実に戻りつつあります。掃除をしようとか、片付けをしようとかいう気持ちが湧いてきたことからも、おそらくそれは確かです。掃除をしていなかった我が家の埃まみれの部屋に、友人のNちゃんを泊めてしまったことは、今考えても申し訳ない。

写真は2016年のイベントです
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昨日、友犬まゆちゃんの旅立ちを知りました。

まゆちゃんは私のドーちゃんと同い年で、同じトライカラー、体重は1/10のチワワさん。

2008年の競技会で初めてまゆちゃんに会いました。その後も、あちこちの競技会でご一緒しました。

キビキビ動くチワワさん、ヒールワークでハンドラーを追い越すまゆちゃん、フリースタイル/ドッグダンスの多様性を身をもって教えてくれました。

2016年に開催した競技会では、英国からのジャッジ(ヘザー・スミスさん)が出発の空港で体調を崩し急遽来日中止。多くの方々に支えられ、皆様の助けを借りてジャッジ&海外講師なしで開催した競技会&セミナーでした。

競技会は、その場で演技していただいた動画をジャッジに送付してコメント及び採点をお願いする、ビデオコンペ形式での開催となりました。普段の競技会では、なかなか全ての演技を観戦することはできないのですが、この時は、ジャッジ不在の状況下、私は全ての演技を観戦させていただきました。

その競技会で、まゆちゃんは、非競技クラスに参加でした。モーティベーターを持っていいよ、っというクラスです。
まゆちゃん


まゆちゃんの演技に、私は心惹かれました。

技術的にも素晴らしく、パフォーマンスも良い出来だった、けれど何よりも、犬とハンドラーが互いの存在を確認し、喜び、そして演技する二人の世界を培ってきた時間と空間が目に見えるような演技でした。

演技が終わって周囲を見渡すと、観戦者の中には涙を流す人もいました。

主催者特権で、私が選出した特別賞の中に、まゆちゃんを含みました。

ジャッジには、競技クラスには得点を出し順位をつけ、非競技クラスでは、コメントのみを出してもらいました。順位などと関係のない特別賞(審査員特別賞、特別賞)もお願いしました。

5つの審査員特別賞の4位までは競技クラスのトップスコアのルーティンでしたが、まゆちゃんの演技は5番目に選ばれました。

審査をしていることを忘れてしまうほどに惹きつけられた、とジャッジはコメントしていました。

私は、フリースタイル/ドッグダンスのトレーニングを考えるとき、絆とか、信頼関係とかの言葉を持ち込むことがあまり好きではありません。そういう言葉の意味することは、結果であってトレーニングの過程で語ることではないと思うからなのです。

まゆちゃんのあの日の演技には、その結果の素晴らしさが見えていました。おやつを持っているとかいないとか関係なく、難易度とか競技ルールを超越した世界でした。

そして、そういうドッグスポーツの世界を私も目指したいと思います。

Heatherのコメントから思うこと
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RIP まゆちゃん









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フリースタイルの様々なポジション、
ステップやムーブの教え方を解説。
日本語版は、UKドッグアカデミーへ。
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