犬と踊るBLOG

４・４　動物福祉

動物福祉のカテゴリーでは最高得点3点、次の観点から評価

・ルーティンは犬の特質を表現しているか
（犬種、個性、身体能力、精神能力など）

　　ルーティンを構成しムーブを選択するにあたり、

　　ハンドラーは犬の身体的な構成、精神力を考慮すること

　　犬の身体的、精神的個性は、
　　ルーティンの中に長所として表現される

・犬の健康と安全

　　ルーティンを作り上げるにあたり、
　　ハンドラーは犬の能力を考慮し、

　　犬に害や不快感を与えることを要求してはならない。

　　ハンドラーが指示したムーブを、犬が、肉体的、精神的に

　　容易に演技できる動きとする。

　　どのムーブに関しても、過度に繰り返したり、

　　長い時間同じことをさせてはいけない

　　ハンドラーは、当日のリングの床状態と犬の速度を考え

　　会場の床の状態では安全に演技できないムーブに関し

　　そのムーブを割愛したり調整することにより、

　　その日の条件に合うルーティンとすること。

　　犬のムーブは、不安定だったりグラグラしたりしては
　　ならない　　

　　犬は、常に自分の身体と動きをコントロールできる
　　状態である

　　小道具は、安定して安全で、犬は難なく作業できる

　　ハンドラーの衣装及び動きは、犬にとって安全である

　　犬は過度なストレスを見せたり、
　　必死な様子を示すことはない

　　ドッグダンシング審査員は、
　　犬が大いに興奮して楽しんでいるのか

　　あるいは大いに興奮しすぎてストレスを感じ、
　　自信を持った演技ができないでいるのかを
　　見極める能力を持つものとする

・パートナーシップ

　　ルーティンを演中、犬がストレスを感じている場合

　　ハンドラーは遅滞なく犬をサポートすること

　　互いの信頼は、
　　チームとして一緒に作業をしている様子を反映する

　　手荒な様子や力づくのハンドリングは良くない

　　犬とハンドラーは、互いへの敬意を表現している

負傷した場合：ルーティン演技中に犬が負傷した場合、

審査員長は演技中止を指示することができる。
個々のケースに対し、審査員団は、
どのように対処するかについて話し合うこととする。