2022年12月23日 16:45
ストレスサイン
2020年4月に予定していたドッグジムShake!のコンペが緊急事態宣言により延期され、7月に開催されました。その時のデモ演技のお写真の中から、(今更ながら)興味深いものを見つけました。
スタートポジションを取る直前、ディノは、よそ見をしたのです。
スタートポジションを取る直前、ディノは、よそ見をしたのです。
私は自分の体を起こし、しばらく彼のよそ見が終わるのを待ったのですが、彼はこちらを向きません。そこで私は彼の名を呼び、彼の視線は私に戻りました。それがこの2枚目の写真です。
この後の演技中のスティルの写真でも、また動画でも、彼はよそ見をすることはなかったのですが、ストレスによるほえ声は出していました。
このストレスサイン前後の私とディノの行動パターンは、まず彼に伏せのキューを出し、私がその横に同じようにうずくまり、その後彼に、彼の頭を私の腕の下に潜り込ませるキュー(ムギュ)を出し、彼が頭を私の腕の下へ潜り込ませたら音楽スタートの合図を送る、という手順でした。
彼は、わたしがムギュを出す直前によそ見をしたのです。
よそ見をしている犬を呼び、視線を戻ったことを良しとしたり、喜んだりしてはいけないという例です。
なぜなら、この2年後、今年の9月にまたこの同じ演目のスタート時、ディノはまた、同じように、スタート直前のよそ見をしたのです。
ストレスサインを出さずに済むような練習が必要なんですね〜。
2ヶ月間、試行錯誤の末、11月にこの演目を行った時、彼はこのストレスサインを出しませんでした。まだ吠えていたのですが・・・・。もう少し、もう少し、かな。
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